Pythonでは
たす、引く、かける、割る
といった計算ができます。
計算は電卓とおなじですが、条件式に組み込まれますので、例外も含めて四則演算をいれた時のPythonの挙動は覚えておいたほうがいいでしょう。
ipythonをスタートする
anacondaをインストールした環境で
ターミナルまたはコマンドプロンプトに
ipython
と入力します
programming@programmingnoMacBook-Air ~ % ipython
Python 3.7.6 (default, Jan 8 2020, 13:42:34)
Type ‘copyright’, ‘credits’ or ‘license’ for more information
IPython 7.12.0 — An enhanced Interactive Python. Type ‘?’ for help.
In [1]:
と出て、pythonがスタートします。
たし算 引き算
たし算
a + b
引き算
a – b
普通に「+」 「-」を用いて計算式を入力し、エンターを押します。
In [1]: 1 + 2
Out[1]: 3
In [2]: 4 – 3
Out[2]: 1
小数と整数の計算もできます
In [3]: 1.5 + 3
Out[3]: 4.5
In [4]: 10 – 1.5
Out[4]: 8.5
Pythonでは自動的に整数、小数を選んでくれるのでありがたいのです。
かけ算
かけ算
a * b
×は *で入力します。
In [8]: 5 * 2
Out[8]: 10
In [9]: 10000000 * 10000000
Out[9]: 100000000000000
割り算
小数点下までの割り算
割り算(小数点以下まで)
a / b
In [10]: 6 / 2
Out[10]: 3.0
In [11]: 10 / 3
Out[11]: 3.3333333333333335
小数点以下16桁まで計算されます。
ゼロで割るとエラーになります。
In [60]: 3 / 0
—————————————————————————
ZeroDivisionError Traceback (most recent call last)
—-> 1 3 / 0
ZeroDivisionError: division by zero
0で割ってしまうと
ZeroDivisionErrorが返り、処理がストップします。
このエラーが出た場合、プログラムのどこかで / 0 がないか調べましょう。
商と余りを求める割り算
割り算 商と余り
a // b = 商
a % b = 余り
商のみを求めたいときは「//」を使用します。
In [12]: 10 // 3
Out[12]: 3
あまりを求めるときは 「%」を用います
In [13]: 10 % 3
Out[13]: 1
ちなみにマイナスでも 「//」 「%」が使用できます。
In [21]: 10 // -3
Out[21]: -4
In [22]: 10 % -3
Out[22]: -2
In [23]: -10 // 3
Out[23]: -4
In [24]: -10 % 3
Out[24]: 2
a // b = (b × n が a を下回る最大の整数 n)
a % b = a – b × n
というわけです。
%はfor処理と条件処理をあわせて使われることがあります。
その時は割られる数がマイナスになることもありえます。