Python

Pythonの辞書型の基本

Pythonには辞書型と言われる型があります。

辞書型には名前(キーワード)つきでデータを入れられます。
定義には中かっこ { } を用います。

辞書型の変数 = {キーワード1:データ, キーワード2:データ,・・・}
で定義する

たとえば、健康診断などで
名前、身長、体重、idなどをいれるとします。
dicという名前の辞書型の変数を以下のように定義します。

In [28]: dic = {‘height’: 170, ‘weight’:70, ‘name’: ‘surgeon’, ‘id’: 1}

In [29]: dic
Out[29]: {‘height’: 170, ‘weight’: 70, ‘name’: ‘surgeon’, ‘id’: 1}

辞書型変数 dicに、キーワードつきで数字、文字列などが入っています。

データはキーワードで引き出せます。
dic[‘キーワード’]です。

In [30]: dic[‘weight’]
Out[30]: 70

キーワードを足して辞書型変数のデータを増やすこともできます。

In [31]: dic[‘nationality’] = ‘Japanese’

変数 dicにキーワード’nationality’と中身の’Japanese’が追加されています。

In [32]: dic
Out[32]: {‘height’: 170, ‘weight’: 70, ‘name’: ‘surgeon’, ‘id’: 1, ‘nationality’: ‘Japanese’}

dic.keys()でキーワード一覧が出せます。

In [35]: dic.keys()
Out[35]: dict_keys([‘height’, ‘weight’, ‘name’, ‘id’, ‘nationality’])

値一覧を取り出すときにはdic.values()を用います。

In [36]: dic.values()
Out[36]: dict_values([170, 70, ‘surgeon’, 1, ‘Japanese’])

(キーワード, 値) というセットのリストを取り出せる dic.items()もあります。

In [37]: dic.items()
Out[37]: dict_items([(‘height’, 170), (‘weight’, 70), (‘name’, ‘surgeon’), (‘id’, 1), (‘nationality’, ‘Japanese’)])

辞書型は表と相性がよいのですが、表になってしまうとpandasというライブラリのデータフレームを用いることが多いです。